頑張れ貴乃花! [スポーツ]

今回の貴乃花の理事選立候補騒動で、相撲協会の極めて保守的な体質と序列社会の維持に懸命な協会幹部の姿が鮮明になった。

暴力事件、八百長事件、薬物事件など致命的な不祥事があれ程続出しても、有望力士が殆ど外国人に独占されても、ファンの相撲離れが加速しても、自浄作用が働かないとは、あきれ果てて物も言えない。

改革を目指して立ち上がり理事に立候補した貴乃花が二所一門を離脱しなければならなかったこと、貴乃花を支持する6人の親方が一門から破門されたことは相撲協会の既得権益を守ろうする連中の必死な抵抗に見える。その姿は見苦しくもあり、レベルの低さ感じさせる。

武蔵川理事長は「一門内で話し合って理事にふさわしければ、誰かが推薦してくれるはずだ」と貴乃花グループに苦言を呈した、らしい。「伝統を守る」とか言い訳をしているが、談合そのものではないか。今の時代にそんなことが許されるとでも思っているのか。ましてや、相撲協会は公益法人なのだ。政府にお願いしたい。相撲協会を「事業仕分け」の対象にして欲しい。

さらに、貴乃花には期待したい。身を捨てて改革に取り組む姿勢はきっと評価されるはずだ。大相撲自体を憂う常識のある若い親方はいるだろう。先輩に遠慮ばかりせず、自己主張して相撲界のために人肌ぬいでみないか。古い殻を破って相撲人気を取り戻すいい機会だよ。
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