女子都道府県駅伝に思う [スポーツ]

今年の女子都道府県駅伝は結構面白かった。優勝岡山、2位千葉、3位京都、・・・、それにしても6連覇を狙う大本命の京都が大苦戦だったのは意外だった。

前評判では死角が見えなかった京都チームの1区の出だしが絶好調だったので、独走で優勝じゃ興味半減だな、と思っていたら、安定しているはずのベテランの小崎まりの絶不調によりズルズル遅れ、それが次の走者にも伝染して、中盤で優勝争いから脱落・・・、そんなことってあるんだな、と思った。勝負は水物なのか、それとも慢心なのだろうか。

優勝した岡山県は、社会人、高校共に強豪チームを抱え、アンカーには日本人最強と言われている中村友梨香を擁して安定した強みを発揮した。第一回大会で45位だった岡山県が強豪チームに変貌したのは県民の要望で、県全体が協調して取り組んだ結果なのだろう。日頃ライバルのチーム同士が結束するのは中々大変らしいが、関係者の努力が実った、という所だろうか。

印象的だったのは京都のアンカーの小島一恵の学生最後の執念の走り、長崎の藤永や尾崎好美の日本トップクラスの実業団選手に負けるものか、と歯を食いしばった姿や、大健闘の千葉県チームのアンカーの新谷選手の中村友梨香を意欲的に追走する姿だ。41位から15人抜きの福士選手の快走はいつ見ても圧巻だし、静岡の勝又選手や岡山の浦田選手の強さが目を引いた。学生では仏教大の西原、吉本、豊川の伊沢、千葉県の内藤、静岡県の区間賞を取った中学生2人、などなど結構有望な新人も多かった。

この駅伝から、世界に羽ばたく選手が出ることは間違いなさそうだし、来週行われる男子の大会も目が離せない。
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